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きぼうとは

きぼうは国際宇宙ステーションを構成する日本・宇宙航空研究開発機構 (JAXA) 保有の実験棟。JEM(日本実験棟)。
日本はアメリカ合衆国が1980年代に、西側諸国の結束の象徴として、国際宇宙ステーション建設を主張した当初から参加を訴えており、宇宙ステーション計画自体は幾度の変遷を経たが、日本の立場・方針は変わらず一貫して参加を表明してきた。そのなかで日本は費用面だけでなく、構成するモジュールの建設にも意欲を示し、宇宙開発事業団(当時)が製造・保有・運用を担当することとなった。開発費用は約1800億円と見積もられている。
JEM「きぼう」は室内実験棟、保管棟、船外テラスの三つの区画で構成されている。実験棟と保管棟は地上と同じ1気圧の空気が保たれ、飛行士はシャツ一枚で過ごせる。また、保管棟と船外テラスの一部は取り外すことができ、スペースシャトルなどで地上に持ち帰ることが可能である。「きぼう」の管制は全て日本で行う。なお、打上げ後の年間維持費は300億円と予想される。しかしこれはあくまで「きぼう」の維持費のみであり、国際宇宙ステーション ISS参加国の義務として年間2回宇宙ステーション補給機 HTV(約140億円/機)をH-IIBロケット(約100億円/機)で打ち上げる必要があり、これを含めると一年間に必要な金額は800億円程度となる。これは宇宙航空研究開発機構 JAXAの年間予算約1800億円の半分近くである。そのため、もしJAXAの予算が増やされないまま「きぼう」の本格運用が始まれば他のプロジェクトに回す予算がなくなり、「きぼう」以外の宇宙開発は大幅な停滞を余儀なくされることは確実である。なお、付け加えればJAXAの予算が増額される動きは皆無である。

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